地域課題に向き合う「マイプロジェクト×SDGs」で新しいかたちの総合的探究の時間をコーディネート

背 景
2020年度の学習指導要領の改定で、「主体的で対話的で深い学び」を実現するアプローチの転換が行われ、また2022年度には高等学校の「総合的な学習の時間」が「総合的な探究の時間」に変更されます。教科や科目の枠組みを飛び越えるだけでなく、一人一人のワクワク、つまり興味関心をベースにした探究に学びがシフトします。
宜野湾高校では、全体よりも先立ってこの転換に着手し、一人ひとりの興味関心をテーマに扱うことで主体性を持ったプロジェクトを企画し、アクションを行う中で地域と繋がりながらより深く学ぶ「マイプロジェクト」の実践を通した総合的探究の時間を2020年度から実施し始めました。カリキュラム・授業の設計だけでなく、先生方の巻き込み、また地域のアントレプレナーと生徒を繋げるなど、より学校での学びを社会に開く仕組みづくりもコーディネートしています。
琉球新聞に掲載されました
rokuyouのアクション
- 「総合的な探究の時間」年間カリキュラム設計のサポート
- 担当教員へのヒアリング、生徒像に合わせた具体的授業内容の作成
- 2学年 × 5クラスへの授業実施(授業全体の導入、マイプロジェクトの説明等)
- 企業や地域の方々に授業参画して頂くためのコーディネート
- 生徒のプロジェクトへの併走
プロジェクト詳細
期 間 | 2020年7月〜2021年2月(※進行中) |
---|---|
予 算 | 100万〜(自治体、学校の予算、また伴走内容によって変動あり) |
インパクト | 2学年 × 5クラス(約400名)が受けるPBL、地域社会への貢献、SDGsへ取り組む |
関わった人数 | ①rokuyou、 ②先方プロジェクトチーム、 ③研修を受けた方 |
プロジェクトに関わったメンバー
お客様の声

與座 秀哲 先生
- 沖縄県立宜野湾高等学校 総合的な探究の時間 担当
その他の事例
-
PBL/SELプログラム・仕組みづくり
プロジェクト型の学び(PBL)において必要となる「協働」と「主体性」の土台を育むの、高校生向けSELプログラム/カリキュラムと教員研修の提供。 理念である1/1教育を掲げて、5年で全48キャンパスに「1人称、2人称、3人称のプロジェクト学習」を実現する。
- 期 間 3年間
- 予 算 600万円 × 3年 = 1800万円
- インパクト 全国40キャンパス/生徒7,000名が受ける PBL/SEL のカリキュラムの作成
- 関わった人数 ①rokuyou:2名、 ②先方プロジェクトチーム:7〜8名程度、 ③研修を受けた先生の数:120名程度
-
大学向けSELベースプログラム「セルフリーダーシップ」づくり
学生が学ぶ目的やこれから先の生きる目的意識を醸成できる授業づくりを実践するための、マインド(在り方)とスキルを学ぶ教職員研修の提供。
- 期 間 1年
- 予 算 200万円〜
- インパクト 全国の大学教職員がSELを学ぶ、「気づき」への理解と体現、セルフアウェアネス授業実践ができるマインド・スキル習得
- 関わった人数 ①rokuyou 2名、②先方プロジェクトチーム 3名、③研修を受けた方 30名、授業を受講した生徒数 500名(2020年10月現在)
-
レジデンシャル・カレッジでの学びを最大限にするためのプログラム開発・設計
居住者の主体性が育まれる学びの場の創出する。
- 期 間 1年
- 予 算 年間150万円
- インパクト レジデンシャル・カレッジ
- 関わった人数 ①roku you:2名、 ②先方プロジェクトチーム:3〜4名、 ③研修を受けた住民の数:12名程度
-
SEL教材の制作・提供
生徒の主体性を引き出すファシリテーションを学ぶ教員むけて、SELの理解を深めるための動画教材およびプログラムの提供。
- 期 間 2019年12月〜2月(3ヶ月)
- 予 算 60万程度(対象人数によって前後あり)
- 関わった人数 ①rokuyou 1名、 ②活育教育財団 2名
- 参加者 50名程度
-
ICT活用うるま市島しょ地域児童生徒交流実証事業
インターネットだからこそできる、地域を越えた仲間との学び合い。 未来をひらく「ネット部活」
- 期 間 2020年6月~2021年3月(進行中)
- インパクト 参加生徒30名、 コンテンツ18時間分の開発
- 関わった人数 ①rokuyou 2名、 ②角川ドワンゴ学園 5名、 ③うるま市教育委員会 1名、 ④中学校教員 6名